ひらがな百人一首の一覧(PDF版)
1ページ20問版
A4(横)に20の歌が並んでいます。A4サイズ5ページで構成されています。
特徴
- 全てひらがな
- 決まり字部分を赤く色分け
- 歌番号を明記
- 印刷サイズはA4
1ページ50問版
A4(横)に50の歌が並んでいます。A4サイズ2ページで構成されています。
特徴
- 全てひらがな
- 決まり字部分を赤く色分け
- 歌番号を明記
- 印刷サイズはA4
ひらがな百人一首の一覧(WEB版)
ちょっと確認したい時に利用してください。あきのたの かりおのいおの とまをあらみ
わかころもては つゆにぬれつつ
はるすぎて なつきにけらし しろたえの
ころもほすてふ あまのかくやま
あしびきの やまどりのおの しだりおの
なかなかしよを ひとりかもねむ
たごのうらに うちいでてみれば しろたえの
ふしのたかねに ゆきはふりつつ
おくやまに もみじふみわけ なくしかの
こゑきくときそ あきはかなしき
かささぎの わたせるはしに おくしもの
しろきをみれは よそふけにける
あまのはら ふりさけみれば かすがなる
みかさのやまに いてしつきかも
わがいおは みやこのたつみ しかぞすむ
よをうちやまと ひとはいふなり
はなのいろは うつりにけりな いたずらに
わかみよにふる なかめせしまに
これやこの ゆくもかえるも わかれては
しるもしらぬも あふさかのせき
わたのはらやそしまかけて こぎいでぬと
ひとにはつけよ あまのつりふね
あまつかぜ くものかよいじ ふきとじよ
をとめのすかた しはしととめむ
つくばねの みねよりおつる みなのがわ
こひそつもりて ふちとなりぬる
みちのくの しのぶもじずり たれゆえに
みたれそめにし われならなくに
きみがため はるののにいでて わかなつむ
わかころもてに ゆきはふりつつ
たちわかれ いなばのやまの みねにおうる
まつとしきかは いまかへりこむ
ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ
からくれなゐに みつくくるとは
すみのえの きしによるなみ よるさえや
ゆめのかよひち ひとめよくらむ
なにわがた みじかきあしの ふしのまも
あはてこのよを すくしてよとや
わびぬれば いまはたおなじ なにわなる
みをつくしても あはむとそおもふ
いまこんと いいしばかりに ながつきの
ありあけのつきを まちいてつるかな
ふくからに あきのくさきの しおるれば
むへやまかせを あらしといふらむ
つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ
わかみひとつの あきにはあらねと
このたびは ぬさもとりあえず たむけやま
もみちのにしき かみのまにまに
なにしおわば おおさかやまの さねかずら
ひとにしられて くるよしもかな
おぐらやま みねのもみじば こころあらば
いまひとたひの みゆきまたなむ
みかのはら わきてながるる いずみがわ
いつみきとてか こひしかるらむ
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける
ひとめもくさも かれぬとおもへは
こころあてに おらばやおらん はつしもの
おきまとはせる しらきくのはな
ありあけの つれなくみえし わかれより
あかつきはかり うきものはなし
あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
よしののさとに ふれるしらゆき
やまがわに かぜのかけたる しがらみは
なかれもあへぬ もみちなりけり
ひさかたの ひかりのどけき はるのひに
しつこころなく はなのちるらむ
たれをかも しるひとにせん たかさごの
まつもむかしの ともならなくに
ひとはいさ こころもしらず ふるさとは
はなそむかしの かににほひける
なつのよは まだよいながら あけぬるを
くものいつこに つきやとるらむ
しらつゆに かぜのふきしく あきののは
つらぬきとめぬ たまそちりける
わすらるる みをばおもわず ちかいてし
ひとのいのちの をしくもあるかな
あさじうの おののしのはら しのぶれど
あまりてなとか ひとのこひしき
しのぶれど いろにいでにけり わがこいは
ものやおもふと ひとのとふまて
こいすちょう わがなはまだき たちにけり
ひとしれすこそ おもひそめしか
ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ
すゑのまつやま なみこさしとは
あいみての のちのこころに くらぶれば
むかしはものを おもはさりけり
あふことの たえてしなくば なかなかに
ひとをもみをも うらみさらまし
あわれとも いうべきひとは おもおえで
みのいたつらに なりぬへきかな
ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ
ゆくへもしらぬ こひのみちかな
やえむぐら しげれるやどの さびしきに
ひとこそみえね あきはきにけり
かぜをいたみ いわうつなみの おのれのみ
くたけてものを おもふころかな
みかきもり えじのたくひの よるはもえ
ひるはきえつつ ものをこそおもへ
きみがため おしからざりし いのちさえ
なかくもかなと おもひけるかな
かくとだに えやわいぶきの さしもぐさ
さしもしらしな もゆるおもひを
あけぬれば くるるものとは しりながら
なほうらめしき あさほらけかな
なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは
いかにひさしき ものとかはしる
わすれじの ゆくすえまでは かたければ
けふをかきりの いのちともかな
たきのおとは たえてひさしく なりぬれど
なこそなかれて なほきこえけれ
あらざらん このよのほかの おもいでに
いまひとたひの あふこともかな
めぐりあいて みしやそれとも わかぬまに
くもかくれにし よはのつきかな
ありまやま いなのささはら かぜふけば
いてそよひとを わすれやはする
やすらわで ねなましものを さよふけて
かたふくまての つきをみしかな
おおえやま いくののみちの とおければ
またふみもみす あまのはしたて
いにしえの ならのみやこの やえざくら
けふここのへに にほひぬるかな
よをこめて とりのそらねは はかるとも
よにあふさかの せきはゆるさし
いまはただ おもいたえなん とばかりを
ひとつてならて いふよしもかな
あさぼらけ うじのかわぎり たえだえに
あらはれわたる せせのあしろき
うらみわび ほさぬそでだに あるものを
こひにくちなむ なこそをしけれ
もろともに あわれとおもえ やまざくら
はなよりほかに しるひともなし
はるのよの ゆめばかりなる たまくらに
かひなくたたむ なこそをしけれ
こころにも あらでうきよに ながらえば
こひしかるへき よはのつきかな
あらしふく みむろのやまの もみじばは
たつたのかはの にしきなりけり
さびしさに やどをたちいでて ながむれば
いつこもおなし あきのゆふくれ
ゆうされば かどたのいなば おとずれて
あしのまろやに あきかせそふく
おとにきく たかしのはまの あだなみは
かけしやそての ぬれもこそすれ
たかさごの おのえのさくら さきにけり
とやまのかすみ たたすもあらなむ
うかりける ひとをはつせの やまおろし
はけしかれとは いのらぬものを
ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて
あはれことしの あきもいぬめり
わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの
くもゐにまかふ おきつしらなみ
せをはやみ いわにせかるる たきがわの
われてもすゑに あはむとそおもふ
あわじしま かようちどりの なくこえに
いくよねさめぬ すまのせきもり
あきかぜに たなびくくもの たえまより
もれいつるつきの かけのさやけさ
ながからん こころもしらず くろかみの
みたれてけさは ものをこそおもへ
ほととぎす なきつるかたを ながむれば
たたありあけの つきそのこれる
おもいわび さてもいのちは あるものを
うきにたへぬは なみたなりけり
よのなかよ みちこそなけれ おもいいる
やまのおくにも しかそなくなる
ながらえば またこのごろや しのばれん
うしとみしよそ いまはこひしき
よもすがら ものおもうころは あけやらで
ねやのひまさへ つれなかりけり
なげけとて つきやはものを おもわする
かこちかほなる わかなみたかな
むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに
きりたちのほる あきのゆふくれ
なにわえの あしのかりねの ひとよゆえ
みをつくしてや こひわたるへき
たまのおよ たえなばたえね ながらえば
しのふることの よはりもそする
みせばやな おじまのあまの そでだにも
ぬれにそぬれし いろはかはらす
きりぎりす なくやしもよの さむしろに
ころもかたしき ひとりかもねむ
わがそでは しおひにみえぬ おきのいしの
ひとこそしらね かはくまもなし
よのなかは つねにもがもな なぎさこぐ
あまのおふねの つなてかなしも
みよしのの やまのあきかぜ さよふけて
ふるさとさむく ころもうつなり
おおけなく うきよのたみに おおうかな
わかたつそまに すみそめのそて
はなさそう あらしのにわの ゆきならで
ふりゆくものは わかみなりけり
こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに
やくやもしほの みもこかれつつ
かぜそよぐ ならのおがわの ゆうぐれは
みそきそなつの しるしなりける
ひともおし ひともうらめし あじきなく
よをおもふゆゑに ものおもふみは
ももしきや ふるきのきばの しのぶにも
なほあまりある むかしなりけり